3月19日に新型コロナウイルス感染症対策専門家会議による「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」が発表されました。
その状況分析・提言を受け、当会では活動(例会、ホスピスボランティア、グリーフケアボランティア)の中止を4月も継続いたします。
その状況分析・提言(抜粋)では
①全国的な蔓延予防の取組、国民の意識の高さから、爆発的な感染拡大は見られていないが、いくつかの都市部ではまだ漸増がみられること、
②ウイルスに罹患した場合は高齢者や基礎疾患を持つ方は重症化しやすいこと、
③感染拡大のリスクを高める環境として、換気の悪い密閉空間、人が密集している、近距離での会話や発声が行われること、
④感染源がわからない感染者の増加が生じている地域が散発的に発生していて、これが継続的に増加し、こうした地域が全国に拡大すれば、どこかの地域を発端として、爆発的な感染拡大を伴う大規模流行につながりかねないと考えていること、
が挙げられました。
以上の点を鑑み、
①当会の会員は高齢の方が多いこと、
②病院等でのホスピスボランティアは重症化しやすい患者様を対象としていること、
③また感染拡大のリスクを高める環境はグリーフケアの分かち合いの会の環境に近いこと、
④症状の軽い方が感染に気が付かないまま街を出歩いて感染を拡大する可能性があること、
を考慮いたしました。
当会の活動に参加希望の皆さま、そして会員の皆様には何かとご不便をおかけしますが、何とぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
早く新型コロナウイルス感染が終息に向かう事を願っております。
令和2年3月21日
NPO法人とうかつ生と死を考える会事務局
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