グリーフケア従事者資格認定制度(申込:毎年9/1〜9/30)

「グリーフケア従事者」資格認定制度について

                                         平成29年8月29日創設

                                        令和2年5月22日改定

 喪失による悲嘆を分かち合うことに従事されるボランティアを、当会では、「グリーフケア従事者」と平成29年度から資格認定することにいたしました。その理由は、喪失によるこころの痛みは治療対象とは考えず、もっぱら寄り添い、その語りを重視することを理念として掲げているからです。これはあくまで公益的な活動をされる方を対象としておりますのでご注意ください。

 グリーフケア従事者が組織され、地域で安定した活動を持続するためには、多数の人々の努力が必要です。一か所の「こころの痛みを分かち合う集い」を持続するには、多数の理解者・協力者・従事者が必要で、そのためには学習と実践を段階的に積み重ねることが要請されます。

 

 学習内容としては、当会例会及び当会・他会開催のグリーフケア関連の講義・講演(約90分間)への参加や2日間のワークショップ参加、当会メモリアルサービスへの参加で100点を3年間で取得して下さい。 当会開催の講義・講演ではお渡しする参加証に点数が記載されています。 そして当会または他会の痛みの分かち合いの会に1年間で10回以上準スタッフとして参加し、そのうち3回司会を務めて下さい。 実習に参加したことを証明する書類にスタッフからサインをもらいます。

 ここまで修了した人は「グリーフケア従事者」の資格認定の審査を受けるために申し込むことができます。

申込は毎年9月1日から9月30日の間に

 ①グリーフケア従事者の資格認定審査申込書 ※下ページにあります

 ②授業学習100点を証明できる書類(写しで結構です)

 ③グリーフケア従事者現場実習証明書(写しで結構です)※下ページにあります

 ④レポート「グリーフケア従事者としての私の心構え」を1200字以上にまとめた書類

を事務局までご郵送ください。 また審査料として2000円を指定口座にお振込下さい。 審査を得て認定されましたら、当会のメモリアルサービスにて認定証を授与いたします。 その後に認定証料として、 同指定口座に8000円をお振り込み下さい。【指定口座】郵便振替00150−3−715932 名義 NPO法人とうかつ生と死を考える会



【重要】また遺族の方、他機関でのグリーフケア関連の講座修了者・有資格者は以下となります。

1. 伴侶・子・兄弟姉妹を亡くした遺族の方の場合は死別より3年経過していること。但し状況により個別に相談可。

2. 他機関(上智大、桜美林大、グリーフカウンセリングセンター)の修了生または有資格者は次とします。

     ①当会の授業学習-20点以上、②グリーフケア現場実習10回以上の参加、③レポート上記同じ



※なお、広く社会に通用する専門職である「グリーフカウンセラー」として活動されるためには、さらに認定臨床心理士等の資格や日本産業カウンセラー等の資格を得られて、さらなる学習を継続的に修められることを期待します。

下記書類はダウンロードも可能ですが、必要であれば事務局から郵送しますので、必要な方はメール(mitsui@grief-care.com)までご連絡ください。